3作目のゲームです。
これまでのゲームの中で最も短いゲームです。
周回を前提にしていないものを初めて作りました。これまでは周回前提でやりこんでもらえる様に設計をしていたのですが、今回はそれを完全にやめました。たまにはそういうゲームがあっても良いと思ったからです。
制作期間は4日です。
決して手は抜いてないです。ただ、制作期間に見合ったゲームのボリュームになったと思います。
作ろうと思い立った理由ははっきりとは覚えていないのですが、稲葉曇さんの楽曲「スポットレイト」とはるまきごはんさんの楽曲「ドッペルゲンガー」を聞いたことはきっかけになっていると思います。
制作テーマは多分、「プレイはサクッと、余韻は重く」だったのかなと。
この話のネタ自体は前々から考えていたもので、即興で作ったわけではないです。
元々は漫画シリーズの「狭間の都市伝説」の番外編として描こうと思っていたものです。非常に扱っているものが重いため、眠らせていました。
しかし、ノベルゲームという表現方法があると知った今、漫画よりもこちらの方がより伝わるのではないかと考え、採用しました。
結果として、かなり満足のいくものができたので良かったです。これまでの作品の中で最もホラーになったと思います。
私は現在制作した、また制作している、制作予定のあるゲームは全て同じシリーズであり、同じ世界線であるという設定をしています。その中でこの「隣のあなた」は最も「狭間の都市伝説」シリーズにリンクするものであり、また同シリーズのキャラクターが登場する初の作品になりました。
みんながいると言った。
みんなが言う。
真実になる?
みんなが見ていないと言った。
みんなが言う。
真実になる?
あなたは本当に疑える?
そっくりさんはどこにでも現れる。なりすます。
このゲームの結末が一つなのは、始まった時点で既に結末が決まってたからです。
このゲームであなたが出来ることは「話をきく」ことだけですから。
「気づかないことはないことと同じこと。」
実は、私は途中までゲームのタイトルに間違いがあることに気がついていませんでした。何度も見直していたのに、本気で合っていると思い込んでいたんです。
私も結局同じだったんです。
だから、あえてそのままにしました。
人は見えたもの、聞こえたものをそのまま受け取りがちです。
しかし、それが正しくない時もあると思ってます。
ところで、ここで小話なのですが実は登場人物の名前はちょっとした掛け言葉になってます。(実はと言うほどでもないのですが。)
当て字をすると以下の通りになります。
ミキ→未来
カコ→過去
過去は失われ、未来も無くなったということです。